1961年生まれ。大阪芸術大学卒業後、フリーのフォトグラファーとして活動。
92年世界写真見本市「フォトキナ92」で「世界の新しい表現者」の日本代表として作品が選ばれる。
その後、海外の雑誌に特集が組まれるなど国内外で活躍。
生命の息づく空気の流れや、脈動にそってわずかに動く皮膚の震え、
生きていることだけを抽出して感じさせるような微妙なものを表現してみたい。
一瞬の静止した世界に留めさせながらも、そこに確かに存在しているはずの生命体をリアルに見てみたい。
目に映るものを超えた自分が見たいもの、脳が、心が見ているものを、
写真という技術を借りて表現したいという、純粋な情熱によって生み出された幻想的な作品は、
普遍的な美のイメージと、独自の手法を融合させた、誰にもまねのできない世界。それは他の追随を許さない。
独特な世界観をもち、現実と非現実を浮遊しているような奇跡とも言える作品は、
写真という枠組みを超え、世界的にも類いなアーティストとして各界から高い評価を得ている。
2003年にはZOOM International(イタリアのフォトアートマガジン)で表紙と巻頭特集を組まれる。
2006年に美術出版社から出された集大成的作品集「CHIAROSCURO 天使に至る系譜」をもって、
第一期 所幸則としてのキャリアをリセットすることを決意。
2007年より、モノクロームによる東京の渋谷のランドスケープを中心に新しい第二期所幸則としての作家活動を始める。
2008年に瞬間とは違った概念の時間軸を取り入れたOne Secondシリーズの制作を開始。
2008年秋には個展「渋谷1 Second瞬間と永遠」を渋谷で開催。
2009年5月にはEYEMAZING(オランダのファインアートフォトマガジン)で特集が組まれる。
2009年9月に日本初のフォトアートフェアである「東京フォト2009」に出展
2010年3月31日~5月30日大型個展、
所幸則写真展「PARADOX」をGALLERY 21(ギャラリー・ヴァンテアン)にて開催。
2010年9月には日本唯一のフォトアートフェアである「東京フォト2010」にメイン作家として出展
2010年11月6日~19日には上海のM50にて「上海1秒」を開催
写真芸術の現場に取材される。
時は流れていく、
誰の意思とも関係なく。
バスが美しく並んだ瞬間、そこを駆け抜ける少女の数秒。
たった数分間映し出される光の織りなすショーのような風景、その前を通り過ぎる人々、
僕はホームタウン、渋谷の街に向かい合い、1秒(One Second)という時間経過の間に起こる事実を1枚の写真で表現することにした。
時の流れの無情さとその儚さを表現するために。
渋谷、この街の真ん中に立つ。 人も車も一瞬も停止していない。
しかし光も影も停まってはいないことに気がついた。
刻々と居場所を変え、光を反射するビルも道路に落ちる影もどんどん移動していく。
光は次のビルの窓に、影は次の道路に落ち、さらにそこを通り過ぎる人や車が絡み合い、
複雑な街の風景を展開する。
どっかりの地に足をつけて人間を見下ろしているように見えた街、渋谷。
この風景に儚さを感じるようになったきっかけは、自分の肉体に対する老いからだった。
最初は人、車、電車、動くものが儚く見えた。ところがしばらく撮り続けることで、
渋谷という街の風景全体が目まぐるしく変わり、建築物でさえその例外でない事に気がついた。
東京の“今の姿”を最も顕著に表現し続けている街、渋谷。
街の儚さに気づいた時、地球ですらその例外ではないことに想いがめくり、
僕は突然目眩を覚えた。
僕が感じる儚さ、これを的確に表現するには、One Secondの技法以外では不可能だと感じている。
“One Second(一秒)という時間”の感じ方には個人差はあるだろう。
ただ、僕はこのルールを設定することが世界に通じる“時間のかたち”への共通の認識になることを信じている。
cartier 、コカ・コーラ、アランシルベスタイン、MICHIKO LONDON、コシノヒロコ、
WEST(ドイツ)、HERB & SPICE COMPANY(ロンドン)、フジTV、日本TV、テレビ朝日、四国デジタルツーカー、
Panasonic、NIKE、Canon、カシオ、パルコ劇場、三菱電機、リーバイス、日本リーバ、UCC、松屋、
白泉社、新潮社、集英社、小学館、文藝春秋
(他、Mdn、03 、流行通信、Switch、Quick Japan、ROCKIN’ON、 MARQUEE...)
東京スカパラダイスオーケストラ、松任谷由実、杉浦茂、パトリス・ルコント、町田康、横尾忠則、
美輪明宏、Gackt、藤井フミヤ、首藤康之、草刈民生、コーネリアス、オリジナルラヴ,BUCK-TICK、
岡本太郎、赤塚不二夫、吉川ひなの、武田真治、深田恭子、豊川悦司、黒木瞳、鈴木保奈美、永作博美
鈴木京香、唐沢寿明、田中邦衛、小西真奈美、藤原竜也、小泉今日子、深津絵里、岸谷五朗、佐藤浩市、
長瀬智也、江角マキコ、長塚京三、藤井隆、田辺誠一、坂本龍一、細野晴臣、フリッパーズギター、
長島茂雄、王貞治、ストイコビッチ、ミハエル・シューマッハ、清水宏保、北沢豪、吉田秀彦、浅田真央、
高橋大輔、オシム監督 (順不同)他多数
| 1991~2 | Neo Photography1-3」(エビスフォトギャラリー)(電通アドギャラリー) |
|---|---|
| 1992 | 「所幸則展」(エビスフォトギャラリー) |
| 1993 | 「所幸則展」(グラフィックステーション) |
| 1994.01 | 「Diva」(エビスフォトギャラリー) |
| 1994.09 | 「幻想の世界の住人たち」(吉祥寺パルコ0422ギャラリー |
| 1995 | 「幻想の世界の住人たち2」(ARTS RUSHギャラリー)、「所幸則展」(NECショールーム) 「所幸則展」(ARTS RUSHギャラリー)、「聖なる夢の砦」(吉祥寺パルコ0422ギャラリー) |
| 1996 | 「聖なる夢の砦2」(ARTS RUSHギャラリー)、「Saints and sinnerS」(マルハンパチンコタワー澁谷) |
| 1997 | 「天使に至る系譜」(ARTS RUSHギャラリー) |
| 2000.03 | 「眠ル繭 写真展」(渋谷WcLockギャラリー) |
| 2006 | 「天使に至る系譜写真巡回展」(大阪、広島、名古屋、富山、東京) 「天使に至る系譜スペシャルエディション8×10(六つ切)原版ポジフィルム写真展」(gallery MOGRA) |
| 2008.10 | 「渋谷1 Second瞬間と永遠」(Gallery Conceal Shibuya) |
| 2010.04~06 | 大型個展 所幸則写真展「PARADOX」(GALLERY 21 ギャラリー・ヴァンテアン) |
| 2010.10~11 | 「失われて行く渋谷、失われてしまった渋谷」時間の流れへの考察、喪失感。 (バー・アムリタ) |
| 2010.10~11 | 「写真における新しい取り組み」時間の流れへの考察 (ギャラリー冬青 ) |
| 2010.11~12 | 「PARADOX -上海1second」(epSITE Epson Imaging Gallery/上海 ) |
| 2011.03~04 | 「PARADOX」(Red Barn Gallery/Belfast,UK) |
| 2011年4月18日〜27日 | "PARADOX "渋谷ハチ公前(tokyo) 前編 |
| 2011年5月9日〜18日 | "PARADOX "渋谷ハチ公前(tokyo) 後編 |
Museum furkunst und Gewewbe Hamburg:1点収蔵
神戸ファッション写真美術館:18点収蔵